2026年10月 | AI協働形式に、PMM・SIer・セキュリティ・機械学習などの新しい問題を追加しました
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2026年10月に、AI協働形式へ新しい問題を追加しました。
今回は、プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)、SIer のプリセールス・プロジェクトリーダー、セキュリティ担当といった、コードを書くことが主な仕事ではない職種向けの問題を追加しています。あわせて、機械学習エンジニア向けの問題、インターンやジュニア層向けの実践開発の問題、会議室予約のアルゴリズム問題の C / C++ / Python 版を追加しました。
いずれもテスト作成画面のAI協働形式の問題一覧から追加できます。
追加した問題の一覧
| 問題名 | テーマ | 出題方式 | 画面構成 | 難易度 | 想定制限時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| カスタマーサクセスへのヒアリングと要望の優先順位付け | その他 | 対話 | AIチャットのみ | 易しい | 20分 |
| 開発へのヒアリングと、施設に説明する CS 向けの遅延資料 | その他 | 対話 | AIチャットのみ | ふつう | 30分 |
| RFP を読んで提案の可否と質問書をまとめる(プリセールス) | その他 | 対話 | AIチャットのみ | ふつう | 55分 |
| 仕様変更か当初スコープ内か: 顧客との変更交渉 | その他 | 対話 | AIチャットのみ | ふつう | 60分 |
| オンプレ業務システムへの書類アップロード機能に対するセキュリティレビュー | その他 | 対話 | エディタ | ふつう | 60分 |
| 本番で精度が出ない画像分類パイプラインの立て直し | その他 | 非対話 | エディタ | ふつう | 120分 |
| レッスン予約システムの不具合解消(6種) | 実践開発 | 非対話 | エディタ | ふつう | 90分 |
| 会議室予約ログから必要な会議室数を求める CLI / C・C++・Python(制約を対話で確定) | アルゴリズム | 対話 | エディタ | ふつう | 45分 |
テーマ・出題方式・画面構成は、問題一覧の絞り込みの項目です。
コードを書かない職種向けの問題
候補者が、ステークホルダー役のAIに質問して事実を集め、その結果を1枚の Markdown にまとめる問題です。状況は問題文に書かれておらず、対話でしか分かりません。一度目の答えで終わらせずに掘り下げられるか、確かめた事実をもとに判断を言い切れるかを見ます。コーディングは不要です。
「AIチャットのみ」の問題は、AIチャットを中心にした受験画面で受験します。ファイルツリーやターミナルは表示されません。
PMM 向けの問題
- カスタマーサクセスへのヒアリングと要望の優先順位付け:宿泊施設向けの直販予約サービスの PMM として、カスタマーサクセス(CS)のリーダー役のAIに4件の要望の事情を聞き、次の開発枠に入れる要求を決めます。判断に必要な事実を聞き取れるか、事実に基づいて優先順位を決められるか、その判断を開発と CS が動ける形で伝えられるかを見ます。
- 開発へのヒアリングと、施設に説明する CS 向けの遅延資料:新機能のリリースが遅れる場面で、開発の PdM 役のAIに状況を確かめ、施設に説明する CS チーム向けの共有資料をまとめます。前提を決めつけずに確かめられるか、施設に約束してよいことといけないことを分けられるか、開発の事情を施設に伝わる言葉に直せるかを見ます。
SIer 向けの問題
- RFP を読んで提案の可否と質問書をまとめる(プリセールス):製造業の生産管理システム刷新の RFP と自社の情報を読み、提案するかどうかの所見と、顧客への質問書をまとめます。RFP の条件と自社の価格・導入期間の実績が噛み合わない中で、曖昧な要求を10問以内の質問と見積の前提条件に落とせるか、営業担当役のAIから先方の事情を聞き出せるか、提案の可否を根拠とともに言い切れるかを見ます。
- 仕様変更か当初スコープ内か: 顧客との変更交渉:受託開発の結合テスト中に、顧客から「この帳票は当初から含まれていたはず」と迫られたプロジェクトリーダーとして、対応方針と回答文をまとめます。契約書・要件定義書・議事録の記述からスコープを判断し、工数・日程・品質への影響を見積もったうえで、顧客役のAIから本当の条件を引き出し、関係を損なわずに筋を通した選択肢と回答文を示せるかを見ます。
セキュリティ担当向けの問題
- オンプレ業務システムへの書類アップロード機能に対するセキュリティレビュー:オンプレミスの審査システムに取引先からの書類アップロード機能を追加する構築案を、情報システム部のセキュリティ担当としてレビューします。構築案には実装と運用の具体が書かれておらず、設計者役のAIに質問しないと何が起きるか判断できません。ウイルスチェックの実行時点、サーバの設置場所、アカウントの共有、ログ、保守ベンダーの接続経路などの実態を掘り下げ、稼働日と予算の制約の中で、稼働前にやることと見送るものを優先順位をつけて言い切れるかを見ます。この問題はエディタ画面で受験します。
機械学習の問題
本番で精度が出ない画像分類パイプラインの立て直し
検証精度は0.9前後と出ているのに、本番では5割程度しか当たらない野鳥の種判定パイプラインを立て直す問題です。原因はモデルの性能ではなく、パイプラインのどこかにあります。本番で正しく判定できるように直すことに加えて、パイプラインが報告する検証精度を、本番の正解率の見積もりとして信頼できる状態にすることが求められます。
PyTorch で実装し、受験環境では GPU を使えます。PyTorch を用いた深層学習の実装経験がある機械学習エンジニアを想定しています。
実践開発の問題
レッスン予約システムの不具合解消
フィットネスジムのレッスン予約システム(API サーバーと毎日動くジョブ)で、前任者が追加した「振替」と「毎日のジョブ(リマインド送信・無断欠席の処理)」の不具合を調べて直し、再発を防ぐテストを書く問題です。問い合わせは2件だけですが、同じ仕組みの中にはまだ誰も気付いていない不具合が10件あります。報告された症状だけを直して終えるのではなく、業務の流れを追って同じ種類の不具合を探し出せるかを評価します。
Django / Express TypeScript / Go / Laravel / Ruby on Rails / Java / Spring Boot の6種を用意しています。IT エンジニア職のインターン志望者や、実務経験1〜2年程度のジュニアエンジニアを想定しています。
アルゴリズムの問題
会議室予約ログから必要な会議室数を求める CLI / C・C++・Python(制約を対話で確定)
2026年8月に追加した「会議室予約ログから必要な会議室数を求める CLI(制約を対話で確定)」の、対応言語を C / C++ / Python に絞った版です。候補者は3つの言語から1つを選んで実装します。C / C++ を選んだ場合は、ログの読み込みやメモリの確保まで自分で組み立てる必要があります。
ログの仕様は問題文に書かれておらず、面接官役のAIに質問して確認します。組込み・低レイヤ寄りのポジションの選考に向いています。
ご利用方法
テスト作成画面のAI協働形式の問題一覧から、各問題を追加できます。問題一覧では、テーマ・出題方式・画面構成で絞り込めます。
