面接ガイドとは

各機能の説明

概要

面接ガイドは、AI協働形式の提出物をもとに、深堀り面接で聞く質問を評価観点ごとに用意する機能です。

深堀り面接は、提出されたコードとAIエージェントとのやり取りを読み込み、どこを掘るか決めたうえで臨む必要があります。この準備は面接官ごとの経験に依存しがちで、面接の質が誰が担当するかで変わってしまいます。

面接ガイドでは、貴社が「何を測るか」を書いた評価観点シートを渡すと、その観点ごとに、候補者が実際に書いたコードとAIとのやり取りに紐づいた質問が生成されます。面接官は用意された質問から使うものを選び、面接中のメモを残し、準備した内容をMarkdownで手元のドキュメントに持ち出せます。

  • 対象は AI協働形式のみです。コーディング形式・実践形式・クイズ形式・ライブコーディングでは利用できません。
  • 提出物の採点が完了してから生成できます。
  • 質問・回答ガイドライン・模範解答・メモは企業側のみに表示され、候補者と共有する画面には出ません。

ご利用いただけるプラン

面接ガイドをご利用いただけるかどうかは、ご契約内容によって異なります。ご利用可否については、担当のカスタマーサクセスまでお問い合わせください。

ご利用の流れ

1. 評価観点シートを作成する(最初に一度)

会社設定の「評価観点シート」で、この会社で何を測るかをMarkdownで書きます。職種や採用区分ごとに何枚でも作成できます。

面接ガイドは評価観点シートを渡さないと生成できません。最初にこの設定を行ってください。

2. 面接ガイドを生成する

候補者詳細のプレイバックタブにある「面接ガイド」セクションから生成します。表示されるダイアログで、渡す観点を次の2つから選びます。

選択肢 内容
会社設定のシートを使う 会社設定に保存済みのシートから選びます。同じ職種の候補者には同じ観点が当たります。
このレポートだけ新しく指定する Markdownを直接書くか貼り付けます。会社設定は書き換えません。 渡した内容は生成結果と一緒に記録されます。

生成には数分かかります。完了すると、同じセクションに面接ガイドへのリンクが表示されます。

3. 面接ガイドで質問を絞り、メモを残す

生成された面接ガイドは別タブで開きます。左に評価観点の一覧、右に質問が観点ごとに並びます。

面接後は、質問ごとのメモが評価観点に紐づいた状態で保存されます。面接に同席していない方も、「評価観点 + 確かめたかったこと + メモ」をセットで読めます。

評価観点シートの書き方

シートはMarkdownで記述します。書式は次のとおりです。

  • 見出し(##)が評価観点になります
  • 見出しの下の本文が、その観点の説明になります
  • - 優れている: のように始まる箇条書きの行が、回答ガイドライン(答えの読み方)になります
# バックエンド 中途採用の評価観点

## 障害時の復旧設計
再試行やタイムアウトの設計について、判断の根拠を問えるかを見る。
- 優れている: 目標収束時間から逆算し、初期間隔と倍率まで説明する。
- 期待どおり: 意図は説明できるが、数字自体は経験則だと認める。
- 物足りない: 「よく使われる値」で止まる。
- 不足: AIが出した値をそのまま使ったと答える。

段(水準)の数について

段の数は貴社の等級定義に合わせて自由に決められます。推奨は4段(優れている / 期待どおり / 物足りない / 不足)ですが、5段で書けば5段のまま扱われ、段の名前も書いたとおりに表示されます(A / B / CLv4〜Lv1 でも構いません)。

  • 段は 2〜6段の範囲で扱われます。1段だけの場合は「水準なし」として扱われ、7段以上の場合は上位6段が使われます
  • すべての段を書く必要はありません。 書いていない段は、生成時にAIが提出物から補います
  • 説明だけを書いて段をまったく書かない観点も置けます

制限事項

  • 見出し(##)が1つも無い場合、観点が作られないため生成できません。会社設定のシート編集画面にあるサンプルをご参照ください
  • シート本文は 65,536 バイトまでです

生成される質問の中身

各質問は次の要素を持ちます。

要素 内容
出所 「成果物起点」「未確認事項」「制約の変更」の3種類
確かめたいこと この質問で何を見るか
提出物側の根拠 該当するコード範囲、またはAIエージェントとの会話ターンへのリンク
追加の深堀り質問 返答の一段先を突く問いが2件。答えの正しさではなく、どこで説明が止まるかを見るためのものです
回答ガイドライン 段ごとの答えの読み方。シートに書いた水準がそのまま使われます
模範解答 折りたたまれた状態で表示されます

3つの出所

出所 起点
成果物起点 コード差分・AIとの対話ログの該当箇所
未確認事項 提出物を調べた範囲と、そこに該当する挙動が無かったという事実
制約の変更 課題固有の制約(信頼性・レイテンシ・予算など)を一部だけ差し替えて聞く

「制約の変更」は、制約と設計判断が候補者の中で結びついているか、条件が変わっても同じように判断できるかを見る質問です。事前に用意した回答では答えられないため、その場の理解度を測れます。

「未確認事項」は、提出物に根拠が見つからなかった観点を聞くための質問です。該当する挙動が観測されなかったことは、「できない」根拠としては扱いません。 面接で確認する対象として扱います。

質問が作られない観点について

人柄や過去のマネジメント経験のように、提出物からは確かめられない観点には、無理に質問を作りません。この場合、観点はガイドに残り、「この観点は深堀りでは引き出せません」と表示されます。

観点が消えずに残るのは、評価観点シートの書き方を見直す手がかりになるためです。

質問の取捨とメモ

  • 「面接で使う」は既定でオンです。 要らない質問を「面接で使わない」で外していく形になります
  • 外した質問は非表示になるだけで、削除されません。画面上部の「すべてを表示」から戻せます
  • メモは観点に紐づいて保存され、Markdownの書き出しにもそのまま含まれます
  • 生成された本文(質問文・確かめたいこと・回答ガイドライン・模範解答)は編集できません。 アプリが保持するのは「面接で使う」の選択・並び・メモです

成果物と並べて見る

ツールバーの「成果物と一緒に見る」を押すと、同じ画面の左に提出物、右に面接ガイドが並びます。質問に付いた根拠のリンクを押した場合も同じ表示に切り替わります。「面接ガイドだけ表示」で元に戻ります。

Markdownで書き出す

ツールバーの「Markdown をコピー」で、「面接で使う」に残した質問を評価観点で束ねたMarkdownがクリップボードにコピーされます。面接の進行に使うドキュメントへ貼り付けてご利用ください。

候補者への成果物の共有

提出から面接まで日が空くと、候補者が自分の書いたコードやAIへの指示を思い出せないことがあります。ツールバーの「成果物を共有」で、候補者が自分の提出物を読み返せる画面のURLをコピーできます。任意のタイミングで候補者へお渡しください。

共有されるのは成果物だけです。 面接ガイドの質問・回答ガイドライン・模範解答・メモは含まれません。

面接ガイドを作り直す場合

同じセクションから作り直せます。作り直すと、それまでの「面接で使う」の選択とメモは失われます。 必要な内容は事前にMarkdownで書き出しておいてください。

なお、作り直しても提出物のスコアは変わりません。

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