属人化を防ぐ評価方法
1人の担当者が合否の決定を行うと判断が属人化してしまい、スケーラビリティのないエンジニア採用になってしまったり、判断を誤ってしまうリスクが高まります。この記事では属人化のデメリットとそれを防ぐメリット、そのためにHireRooが備えている機能を紹介します。
属人化のデメリット
バイアスが生じる
- 担当者個人の経験や思考、偏見が採用全体に対し色濃く反映されてしまい、多様性を欠いてしまうことがあります。
- 候補者に求めるスキルセットに対し担当者の専門性が十分でない場合に判断を誤ってしまうことや、異なる視点や経験を持つ担当者が関与しないために組織全体のニーズに適した候補者を見落としてしまう可能性があります。
透明性の低下
- 評価基準が言語化されていないと選考プロセスが不透明になり、候補者や他の関係者がプロセスや判断基準を理解するのが難しくなることがあります。
- 採用担当者にとっては都度判断の理由や背景の説明が必要になることや、採用判断が他の関係者に理解されづらくなる可能性があります。
採用判断の遅延
- 評価者が都度独自の基準で評価を行うため、評価検討プロセスにかえって時間がかかり、採用決定を遅らせてしまうこともあります。
これらを防ぐために、HireRoo では複数の担当者が評価を共有できる「技術レビュー」という機能を設けています。
技術レビュー機能を使うメリット
一貫性と公平性の向上
- 評価指標を設定・共有することで、すべての候補者が同じ評価項目や指標で評価されるため、判断の一貫性が向上します。
- また、それぞれの評価者の主観やバイアスが結果に影響を及ぼしたり、候補者の可能性を見落としてしまう可能性を下げることができます。
透明性の向上
- 評価基準が言語化・共有されるため、選考プロセスの透明性が向上します。これにより、候補者や他の関係者が理解しやすくなります。
- また、プロセスの改善がしやすくなるメリットもあります。
採用判断のスピードと効率の向上
- 技術レビュー機能を使用すると担当者はあらかじめ設定・共有された項目や指標に照らして評価できるため、候補者のテスト結果を効率的に評価し、合否の決定をスピーディに行うことができます。
- ハイヤールーでも「HireRoo」を活用してエンジニア採用をおこなっています。技術レビューも活用して、選考が全て終わった段階で評価テーブルと照らし合わせ4段階で評価し、それぞれの点数の平均が3.0以上であれば採用の対象に入るといった基準を設けています。
技術レビュー機能について詳細は以下からご確認ください