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Skill Hiring 技術面談とは

Skill Hiringのコンペ型転職では、コンペに参加していただいた方にさらにスキルの可視化をしたく、コンペでのコーディング試験に加えて「技術面談」というステップを設けています。

技術面談はハイヤールーに所属する現役エンジニアと直接ディスカッションしながら、より詳細なスキルを可視化する場となっております。

面談と聞くと、多くの方がキャリアの確認や転職エージェントによるヒアリングを想像されるかもしれませんが、Skill Hiringの技術面談はそれらとは異なり、採用企業に技術力を正確に伝えるためのプロセスにあたります。

このページでは、技術面談について詳しく解説をします。初めてSkill Hiringをご利用いただく方にも、面談の目的や流れをご理解していただき、安心してご参加いただけるようにまとめています。

技術面談の位置づけ

技術面談は、Skill Hiringのコンペに参加された方の中で、一定のスコアを出した方を対象にご案内しています。コンペでのスコアや提出コードだけでは判断しきれない「チーム開発力」「システム設計力」「コミュニケーション能力」などをより正確に把握し、書類では伝わらない魅力を引き出し、スキルレポートとしてまとめることを目的としています。

この技術面談では、ハイヤールーに所属する現役エンジニアが担当者として参加し、ペアプログラミング(ペアプロ)の形式で実施します。課題を一緒に解きながら、実際の開発現場に近い形で思考のプロセスや判断を伺うことで、コードを書くだけでは見えにくいスキルを可視化します。

技術面談で得られたスキル情報は、企業とのマッチングやポジション選定に活用されます。技術面談が完了した後は、希望される方には「エージェント面談」へとご案内し、そこでキャリア希望や働き方の条件などをお伺いした上で、最適な企業をご紹介いたします。

技術面談は「エージェントとのキャリア面談」という位置付けではなく、スキルを企業へ正確に伝えるためのプロセスの中核として位置づけています。

技術面談の形式と流れ

技術面談では、ディスカッションを通してスキルを可視化することを目的にしています。

単にコードを提出して終わりではなく、「どのように考え」「どう解決するか」という過程を通して企業にあなたの実力を正確に伝えることができます。

技術面談の流れは以下になります。

  1. コンペの振り返り
  2. 新しい課題への取り組み
  3. 実績についてのヒアリング

1. コンペの振り返り

まず、コンペで提出していただいたコードをもとに、どのようなアルゴリズムを選択したか、処理効率や工夫をどう考えたか、制約条件やトレードオフにどう対応したか、と様々な観点でディスカッションを行います。約15分ほどハイヤールー所属のエンジニアが質問や補足を交えながら思考過程を深掘りします。

2. 新しい課題への取り組み

次に、技術面談内で新しい課題を提示し、ペアプログラミング形式で一緒に解いていきます。コンペ課題とは異なり、場合によってはシステム設計の問題を解いていただきます。前提についての確認や依存関係などディスカッションを行いながら一歩ずつ解いていき、約30分ほど現場に近い課題解決プロセスを確認します。

3. 実績についてのヒアリング

最後に、これまでのキャリアの中で「最も成果を出した実績」について、課題/行動/成果の観点からヒアリングを行います。

単なる経歴や職務内容の確認にとどまらず、「どのように成果を生み出したのか」という具体的な行動や思考プロセスを伺うことで、技術スキルだけでなく、ビジネスにおける再現性や課題解決力をより正確に把握します。

当日、円滑に面談を進めるため、可能な範囲で参考となる情報を事前にご提出いただいております。技術面談の案内メールに簡単なフォームがございますので、面談前にご記入・ご提出をお願いいたします。

得られる体験価値

技術面談では、現役エンジニアとのペアプログラミングを通じて、技術力を多面的に確認します。

単なる転職のためのテストやスクリーニングではなく、実際の開発現場に近いコミュニケーションを伴う技術ディスカッションの場となります。そのため、コンペのフィードバックや技術的なディスカッションの機会としても活用でき、参加するだけでも学びや気づきを得ることができます。

技術面談では、その場で疑問点を質問したり、意図を説明したりしながら進められるため、「自分のスキルをどう伝えるか」「実務ではどんな視点が求められるか」を体感できます。

また、担当者は全員ハイヤールー所属の現役エンジニアです。日々の開発現場で培われた視点から、設計や実装の考え方を確認し、課題への取り組み方を丁寧に確認していきます。

そのため、よくあるコーディングテストのような一方通行の評価ではなく、チーム開発での思考の共有・他者との協働・コミュニケーションの取り方なども把握できます。

このプロセスを通して得られた情報は、採用企業に対してあなたの実力をより正確に伝えるために活用されます。結果として、最もスキルマッチをしている企業へと転職機会につなげることができます。

準備事項

技術面談はハイヤールーのエンジニアが主導して行うため、特別な準備は不要です。

もしお時間に余裕がありましたら、以下の参考資料をご確認のうえ、軽く準備していただくことで、スキルレポートの精度が大きく向上します。

データ構造とアルゴリズム入門

https://www.w3schools.com/dsa/dsa_intro.php

システム設計入門

https://github.com/donnemartin/system-design-primer

これらの資料を通じて、データ構造の理解や実装方法を整理し、自分の考えを言語化できるよう準備しておくと、面談当日のやり取りがよりスムーズになります。

たとえば次のような問いを自分に投げかけてみてください:

「CSの基礎に自信があるか?」「コードを説明しながら書けるか?」「効率的でバグの少ないコードを書けているか?」「問題解決のプロセスを論理的に説明できるか?」「最適化の工夫を考えられるか?」などです。もし少しでも不安がある場合は、Skill Hiring内のトレーニング機能を活用して練習するのもおすすめです。

トレーニング

https://app.hireroo.io/c/questions

また、当日は、オンラインでのペアプログラミングを想定しています。

スムーズに進行するため、以下の環境を推奨しています。

  • 安定したネットワーク環境
  • マイク・カメラ付きPC
  • 静かな場所からの接続

また、技術面談は選考テストではなく、スキルを正確に伝えるためのプロセスです。担当のエンジニアが進行をサポートしながら、理解を深める形で進めていきますので、リラックスした状態でご参加ください。

もし、技術面談の日程が合わない場合や、急な予定変更があった場合も柔軟に対応可能です。ご希望の時間帯があれば、agent@hireroo.io宛に遠慮なくご相談ください。

まとめ

技術面談は、採用企業にあなたのスキルを正確に伝えるためのプロセスです。コンペの成果をさらに補完し、エンジニアとしての考え方や問題解決力を具体的に可視化することで、最もスキルマッチする企業とのマッチングにつなげることができます。

技術面談は別のコンペを受けることで何度も参加可能なので、ぜひ気軽にご参加をください。

ハイヤールーのエンジニアチームが伴走しながら、あなたの転職サポートをいたします。